純白な美しい羽毛が特徴的なタイハクオウム、大きめの体系ですが人懐っこく甘えてくる姿はとても愛らしく人気が高い鳥です。
タイハクオウムはセレベスとニューギニアとの間にあるインドネシアのモルッカ諸島北部で生息しています。
今回はそんなタイハクオウムと性格、特徴、飼い方などを解説していきたいと思います。
タイハクオウムの概要
和名 | タイハクオウム |
英名 | Cacatua alba |
全長 | 45cm |
体重 | 500~630g |
分類 | オウム目オウム科 |
分布地域 | インドネシア |
特徴
タイハクオウムは真っ白な美しい羽毛で全身が覆われており、漢字で太白鸚鵡と書くように名前の通りずんぐりとふっくらした体型をしています。
尾羽と風切羽の下面の一部が鮮やかな黄色味なっていて、頭頂部には長くて白い冠羽があります。
広げると幅広な冠羽が王冠や傘のようにみえるのが特徴的です。
その王冠のような形から別名アンブレラコッカトゥとも呼ばれています。
雄は目の色が虹彩で黒く、雌は虹彩で赤褐色と目の色で区別することができます。
性格・寿命
性格は穏やかでとても人懐っこく、甘えん坊でスキンシップやコミュニケーションをとりたがります
抱いてもらうことや撫でられることが大好きでまるで犬のようです。
賢くて記憶力がよく表現力に優れています。
繊細で寂しがり屋なので忙しい方やあまり構ってあげられない方には飼育はあまりオススメできません。
繊細で神経質な面があるため、他の鳥に嫉妬し攻撃的になる場合があるので注意しましょう。
寿命は40~60歳と生涯一緒にできるほど長く生きてくれます。
価格・飼い方
タイハクオウムの価格は30~50万くらいとされています。
生息数の減少から輸入される数も減っているので貴重で高額になります。
環境の順応性は高いので野外飼育が可能ですが、寒い冬場は保温状態を保ってあげましょう。
室内で飼育する場合は21~23度の室温を保ってあげて下さい。
机やタンスの角でぶつかったりして怪我をしないように注意しましょう。
飼育するときは環境を十分に整えることが大事です。
また、オウム特有の雄叫びをする習慣があるので防音対策はしっかりとして下さいね。
まとめ
タイハクオウムは人懐っこく寂しがり屋で触れ合ったり遊ぶことが大好きな鳥です。
飼育する環境を整え、たくさんの愛情を注ぎ大切に育ててあげましょう。
賢く優れた能力を持っているので、話しかけてあげるほど沢山の言葉を覚えてくれますよ。