オレッキエッテ(orecchiette)はイタリアのプッリャ州やバジリカータを代表するショートパスタです。
素材は通常と少し違い、硬質小麦の殻粉、水、塩のみが使われ作られています。
可愛らしい独特な形なので、見た目も楽しめるパスタです。
オレッキエッテの由来
耳たぶを意味する
オレッキエッテは耳たぶの形に似ているので、イタリア語で耳たぶを意味するオレッキエッテから由来されました。
大きさによってポチャッケやキヤンキヤレッレのような呼び名もあります。
オレッキエッテの特徴
小さい耳たぶのような形
オレッキエッテは生パスタを丸め、親指の腹で5mm程の薄さになるよう押し潰してから作られます。
小さい耳たぶのような形状が特徴的です。
もちもちとした食感で食べ応えがあります。
オレッキエッテの茹で方
乾麺と生麺で茹で方が異なる
美味しく召し上がるためには茹で時間は重要です。
オレッキエッテには乾麺と生麺があるので、茹で時間が異なってきます。
乾麺は20分、生麺は3~4分程度を目安に茹でましょう。
パスタのメーカーやお湯の状態で茹で時間も変わってくるので、硬さを確認して湯から上げて下さいね。
茹で方のポイント
塩加減
お湯1ℓに対して10gの塩(お湯に対して1%の塩の量)を加え茹で下味をつけます。
下味を付けるとともに、ソースをパスタに絡めるときソースが水分で薄くなるのを防ぎパスタに絡みやすくなるので、美味しく仕上がりますよ。
美味しく仕上げるためには茹で時間だけではなく塩加減にも注意しましょう。
オレッキエッテに合うソース
オイル系のさっぱりとしたソース
オレッキエッテはサイズが小さいので味の濃いソースとの相性は良くなく、オイル系のさっぱりとしたソースと相性抜群です。
調理方として魚や野菜、アンチョビを使ったオイル系のペスカトーレなどがあります。
オイル系とブロッコリーを使った調理もオススメですよ。
肉やチーズを使うよりも魚系を使う調理のほうが美味しく仕上がります。